09/23 活弁と生演奏で楽しむサイレント映画「活弁シネマライブ@港座」
【会場】酒田市港座 大劇場ホール
【開場】13:30【開演】14:00
【入場】一般 2,500円 学生以下 1,500円
【出演】佐々木亜希子(弁士)、永田雅代(楽士)
【予約・問合わせ】活弁・話芸文化振興会 katsubenwagei@gmail.com TEL 03-6233-7150
【後援・協力】酒田市、酒田市芸術文化協会、酒田法人会、荘内日報社
映画サークルあるふぁ’85、庄内ドキュメンタリー映画友の会、港座アートビレッジ
活動写真弁士 佐々木亜希子 AKIKO SASAKI
山形県酒田市出身。埼玉大学教養学部卒業。NHK山形放送局でニュースキャスターを務めた後、2001年より無声映画をライブで語る活動写真弁士として活躍。全国各地の映画祭や上映会、学校公演等に出演、200作以上のレパートリーを持つ。ウィットに富んだ台本と七色の声、緩急自在の語りが魅力で、現在日本に十数名しかいない活動弁士の中で最も活躍する一人。
『君の名は。』『カツベン!』『おくりびと』など活弁を活かした音声ガイドも数多く手がけ、NPO法人Bmap(Barrier-free movies for all people)理事長として、障害のある人もない人も一緒に楽しめるバリアフリー映画の上映・普及活動も積極的に行っている。
著書『カツベンっておもしろい!現代に生きるエンターテインメント「活弁」』(論創社2019年)他
楽士 永田雅代 MASAYO NAGATA
鹿児島県出身。クラシックの教育を受けるが、幼少の頃からJAZZやPOPSのピアニスト、キーボーディストに大きく影響を受ける。
Jazz、Fork、Ireland trad、Hip-Hop、演歌などの多種多彩なジャンルのアーティストと共演。
紅龍(上々颱風)のソロアルバム「バルド」、アイリッシュシンガー奈加靖子など、CD 制作、プロデュースも多数。鶴岡出身の演歌歌手北岡ひろしのサポートメンバーでもある。
無声映画の楽士として、幅広いジャンルの音楽と作品理解に基づいた即興演奏は定評がある。
活動弁士佐々木亜希子とのコンビは19年。2019年には酒田市希望ホールでの活弁上映会でも共演している。
「活弁」とは
無声映画に、ライブでセリフや語りをつける話芸。日本では、無声映画時代、「活動写真」と言われた映画に楽士だけでなく必ず弁士が付き、にぎやかに楽しまれていたた。「浄瑠璃」や「歌舞伎」「幻燈」「琵琶語り」など語り物文化が根付いていた日本独特の話芸文化。
酒田市港座は、明治20年(1887年)に芝居小屋として開業し、数多くの名画を上映してきました。2010年の米国アカデミー賞受賞作『おくりびと』では撮影会場としても使用されました。現在はライブやコンサート、ダンスパフォーマンスなど多彩なイベントを行うホールとして地元で愛されています。
上映作品『眠るパリ』 Paris qui Dort
1923年 仏 フィルム・ディアマン作品 39分
監督・脚本/ルネ・クレール
出演/アンリ・ロラン、マドリーヌ・ロドリグ、アルベール・プレジャン
フランスの名匠ルネ・クレールの第一回監督作品。喜劇味と風刺を散りばめたSFファンタジー。
パリの街が、ある不思議な光線によってある瞬間ですべて止まってしまう。光線を免れた5人は…
上映作品『江戸怪賊傅 影法師』
1925年(大正14年) 東亜マキノ等持院作品 51分
監督/二川文太郎 原作・脚色/寿々喜多呂九平
出演/阪東妻三郎、マキノ輝子、高木新平、月形龍之助、中村吉松
阪妻人気を決定的にした大ヒット作。明和から天明にかけ、真の悪を挫く鮮やかな盗賊影法師が活躍する痛快時代劇!リメイクや続編も、主演を変え数多く製作されている。